検査 check

内視鏡検査に携わって10年 -内視鏡看護師として感じたこと・実体験-

私は内視鏡看護に携わって10年目になります。胃や大腸の内視鏡検査に関わる中で、患者さんが検査に対して抱く不安や緊張の大きさを、身をもって感じてきました。「つらそう」「痛そう」「怖い」「恥ずかしい」そうしたイメージから、検査をためらってしまう方も少なくありません。しかし、内視鏡検査は病気を早期に発見し、適切な治療へつなげるためにとても大切な検査です。
特に大腸内視鏡検査は、便潜血検査で異常を指摘された方に対して行う精密検査です。便潜血検査が陽性だからといって、必ずしも大腸がんというわけではありません。痔や炎症、ポリープなどが原因の場合も多く、正確な診断のためには大腸内視鏡検査が必要となります。

大腸内視鏡検査の準備に対しては、「下剤を飲むのが大変そう」と不安に思われる方が多くいらっしゃいます。私自身も実際に検査を経験しました。検査の1週間前から食事は消化の良いものとし、水分を多めに摂るよう心がけました。下剤(モビプレップ)は検査前日の夜に作成し、冷蔵庫で冷やして当日の朝から内服しました。
私の場合、常温よりも冷たい方が飲みやすく感じましたが、途中で身体が冷えて寒気を感じたため、お水を白湯に変更して身体を温めながら服用を続けました。結果的に2000mlのうち1500mlで気分不快もなく、腸管洗浄を完了することができました。
また、ご自宅で下剤を服用される方からは「排便が頻回で、クリニックまで来られるか不安」というご相談を多くいただきます。当院では、下剤を飲み始めるお時間を調整し、ご来院時には排便が落ち着くよう配慮しておりますので、どうぞご安心ください。
少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

このように、下剤の内服方法や検査そのもの、来院時の不安など、患者さん一人ひとり心配なことは異なります。私たちは、その方のお話に耳を傾け、それぞれに合った工夫や最善の方法をお伝えできるよう努めています。

近年では内視鏡機器や検査技術も進歩し、身体への負担は以前より軽減されています。必要に応じて鎮静剤を使用することで、眠ったような状態で検査を受けることも可能です(※効果には個人差があります)。
私たち看護師は、検査前の説明・準備から、検査中の観察、検査後のケアまで、患者さんが少しでも安心して検査を受けられるよう寄り添い、全力でサポートしています。

10年間内視鏡看護に携わってきた中で、私がお伝えしたいことは、内視鏡検査は「怖いもの」「恥ずかしいもの」ではなく、「自分の身体を守るための大切な検査」だということです。便潜血検査で異常を指摘された方はもちろん、症状のない方も、大腸がんの早期発見や、ご自身の身体を知り・見直すきっかけとして、ぜひ検査を受けていただきたいと思います。

私は日々、医師と協力しながら生検やポリープ切除を行っていく中で早期発見・早期治療につながった際、患者さんから「検査して良かった」
「安心しました。ありがとう」と笑顔で声をかけていただく瞬間があります。そのたびに看護師としてのやりがいを強く感じることができ、もっと頑張ろうと自分の向上心が高まるのも実感できます。

これからも私達は患者さん一人ひとりの気持ちに寄り添い、安全で負担の少ない内視鏡検査を提供していきたいと考えています。どんな小さなことでも構いません。気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。
内視鏡専用ダイヤル TEL.090-3038-0033 予約受付 9:00-12:00 / 14:00-17:00
24時間WEB予約
内視鏡専門WEB予約
事前
Web問診
LINE予約
求人案内
TOP